毒親のもとに産まれて
普通の家庭に生まれ、普通に暮らしていた。
毒親に育てられていたこと以外は。
私は体が弱いこともあり小さい時から内向的だった。
そのため母親は必要以上に私を心配し、過保護、過干渉気味になっていた。
よくあるのが病院に行き、子供に質問しているのに親がペラペラと答えてしまったり
交友関係が苦手ながらもできた友達に対して「あの子はやめておきなさい」などと文句を言ってきたりした。
母親は、私が悪いことをするとヒステリー気味に怒り狂い、叩く、発狂するなどした。そのせいでいい子でいないといけないと常に親の顔色を見て、意識して過ごしていた。
親、周りからは「手のかからないいい子だね」と言われていたが、何をしたら褒められるのかを考えて行動していた。自我なんてなかった。